ある日鏡を見てびっくり、突然出来たシミに愕然とした経験はありませんか?今回はシミの消し方についてですが、消えるシミと消えないシミがあります。シミの種類も含めてお知らせします。
シミについて少し詳しく知ってみましょう
黒く色素沈着してしまったものを全てシミと考えている人は意外と多いのですが、シミにも種類があります。シミの種類を知ってから対策を練るべきなので、先ずは自分のシミが何なのかしっかりと確認してみましょう。
自分のシミのタイプを知ることから対策を練りましょう
シミにも沢山の種類や特徴があります。そのシミによっては消せるシミと消せないシミがあります。しみが出来てからすぐに対処すればすぐに消えるシミなのに無知がゆえに消す時期を見過ごして一生残ってしまった、なんてことにならないように先ずは種類を大雑把にお知らせします。
1炎症性色素沈着
何らかの影響で炎症が起きて出来るシミです。例えばニキビや擦り傷が原因で炎症が起きたシミです。比較的早期の対策で消えるシミです。美白化粧品などで対策をしましょう。虫さされの後が消えにくいのこのシミの種類と考えられます。
2肝斑
女性ホルモンの乱れが原因で頬骨から目じりにかけて多く出来るのが特徴です。妊娠昼夜更年期、長期間のピルの服用などで女性ホルモンが乱れ易い時期に出来ることが多いです。妊娠中は数ヵ月後に自然に消えることが多いのですが、過度に日光に当たったり、ストレスやホルモンのバランスを崩すと沈着して取れないシミになる場合が多いので、要注意です。レーザー治療には向かず、むしろ悪化するので医師に相談した方が的確です。内服薬で解消するケースが多いようです。
3ソバカス
色白の方に多いソバカスは鼻や頬骨にかけてでき易いのですが、ほぼ遺伝的要素が高く子供の頃から出てることが多いようです。紫外線の影響も否定できないので、色白の人は注意が必要です。美白化粧品を毎日コマめに使い続けることで多少は薄くなるのですが、レーザーや光治療が有効なようです。
4老人性色素斑
年齢とともに出てくる、困ったシミです。紫外線を長年浴びているとメラニン色素の沈着が増えて、蓄積して肌の表面に出来たシミです。日光が当たりやすい場所に多く出来るため簡単に見分けが付くと思います。肌の表面に出てきたばかりで薄い間なら早期の対策で何とかなりそうです。しかしくっきりと目立つシミには美白化粧品の効果はあまり期待できません。レーザーや光治療が効果的です。
5脂漏性角化症
老人性色素斑の更に進行したもので、肌の表面がいぼのように盛り上がりを見せるものが脂漏性角化症です。又の名を老人性ゆうぜいとも言いますが、年とともにある程度覚悟しておかなければいけないシミでもあります。紫外線に沢山浴びた方がなりやすいそうなので、UV対策はこまめにした方がよさそうです。消す方法としては化粧品の類は全く持って無効です。レーザーや液体窒素で治療がオススメです。もちろん手段方法は医師が決めるので、是非ご相談をお願いします。
シミが出来てから悩むよりシミを作らない努力を早めにしておこう
やはり一番は対策です。紫外線対策はUVプロテクトクリームや紫外線対策で。女性ホルモンの影響も多大にあるので、バランスの取れた食事とストレスの無い快適な生活を心がけて、何と言っても大切なのは意識です。若いからと言って無茶な日焼けや日ごろからのスキンケアにたいして無頓着はシミが出来てから絶望的に後悔します。
それから最も大切なことは肌はデリケートだと言うことです。むやみに擦ったり過度に刺激を与えると肌は刺激から身を守ろうとして、メラニンを出して保護します。それがシミの原因でもあります。むき出しになったお肌は特にケアに気をつけて美しくきれいな肌と長い人生仲良く暮らしたいものですね。
今回の記事はシミについて簡単にまとめて見ました。次回は冬のスキンケアについてまとめてみます。お楽しみに。