6月はジューンブライドといって、結婚式を6月にすれば幸せになれるといい、6月は結婚式が多かったのですが、さすがに7月、8月になると一段落付いてきました。結婚式に出席されるお客様が朝早くからヘアセットをしにいらっしゃるわけですが、女性が結婚式に出席するとなるとそれ相当の出費があるものなのですね。
ところで、結婚式を迎えてウェディングドレスの為に痩せようと考えている方が多いことと思います。めでたくドレスのサイズはバッチリ、しかし身体のバランスはいかがですか?
リバウンドの恐怖
めでたく憧れの結婚式に着るウエディングドレスのサイズにまで身体を絞るのに成功したものの、新婚旅行から帰ってきたら恐怖のリバウンドが待っていた。なんて話はよく耳にします。そもそも何故リバウンドが起きてしまうのでしょうか?リバウンドの中でも一番原因として多いものをご紹介します。
基礎代謝の低下によるリバウンド
明確な目標となる体重と明確な期限があるダイエットの場合、一番よく考え付くのが、食べないことによる減量です。しかし食べない事で待っているのがリバウンドです。ご来店のお客様でもとってもお痩せになっているのに、次回ご来店の時は元に戻っている。もしくはそれ以上。とっても悲しい出来事です。どうしてこうなるのか?それは食べないことにより基礎代謝が減っているからなのです。食べなくても人間の体は生きることを1番に考えて活動しています。つまり、食べ物が身体に入ってこなくても、どこかでエネルギーの元を探しています。外部からエネルギーの元が入ってこない場合は、身体の筋肉をエネルギーとして使い活動しています。筋肉が減り基礎代謝が減る。基礎代謝が減るとほんの少し食べるだけで代謝以上のエネルギーを供給してしまい、余った分は贅肉として蓄えられるのです。
間違った痩せる方法と考え方
大体の方は食べないと痩せると考えている方が多いように思います。しかし人間の身体は食べないと脳が飢餓状態と勘違いして次回に入ってきた食料の中から可能な限りエネルギーを蓄えようと働きます。そのときは脂肪と言うダイエッターには言葉にもしたくないものが沢山備蓄されるわけです。気持ちは痩せるために食べる量を調整していたつもりが、身体の中では肥るように調整をされていると言うなんとも悲しい出来事が行われているのです。
理想的なダイエットの一例
ではどうすればいいのでしょうか?それは基礎代謝を上げて飢餓状態にせずに脳には安心してもらうことが一番です。どういうことかというと、過度に食べる量を減らすのではなく、1日の必要カロリーを計算するといいです。それ以上のカロリーは脂肪と蓄えられてしまいます。簡単な計算方法は、日本医師会のエネルギー計算のページで確認してみてください。大体女性で1900㌔カロリーくらい。男性で2200㌔カロリーでしょうね。それをオーバーしないように食事をいただき、身体の基礎代謝を増やしましょう。間違ったダイエットは基礎代謝を減らし、何にも食べない。正しいダイエットはしっかり必要量は食べて、基礎代謝を増やし適度な運動もこなす。そうする事でリバウンドの無い体質へと変わっていくのです。
今回の記事だけで極意をお教えすることはとっても困難ですが、数回に分けて分かり易く説明をしたいと考えています。今回の記事では常日頃正解と思っていることが不正解であることが多いので、大まかに流れを理解していただければ今後の記事も読み易くなると思います。