【短期間で痩せる】事の危険性と成功率の低さ

「短期間で5kg痩せる」とか「1ヶ月で5kg痩せる」とかもっとひどいのは「1週間で3kg痩せる」など誘惑の謳い文句がWeb上を駆け巡っています。実際に早く痩せて成果を出すことは誰しも望むことなのですが、現実問題けっこう身体によくないどころか、精神にもよろしくないです。

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なぜ悪いのか「短期間ダイエット」

短期間で極端に痩せるのがなぜ悪いことなのか?私たちはボクサーや減量を必要としているアスリートではありません。ボクサーも減量が終わるとすぐさま身体を元に戻すべく食事をした後試合に挑みます。ダイエットは痩せた後も健康で素敵なボディをキープしなければ意味がありません。

短期間ダイエットで筋肉量が低下する

短期間に極端なダイエットをしようとするならば、断食がオススメです。体内で消化中の先日に食べた食事が身体の中に残っているので、身体を空っぽにするだけで2kg近くは短期間にやせることが出来ます。しかし極端な空腹を身体が体験すると脳は飢餓状態と判断してしまいます。何も食べなくとも身体の1日の活動エネルギーは必要です。筋肉からエネルギーを調達するようになり、筋肉量は減ってゆきます。基礎代謝が減ることにより逆に太りやすい体質へと変化するのです。結局まっているのはリバウンドの恐怖です。

飢餓状態と脳が判断し逆効果

しばらくエネルギー源が入ってこない状態が続くと、脳は飢餓状態と勘違いします。身体の中は緊急事態です。脳は強烈な食欲を指令するのです。食べないダイエットを始めると先ず最初の試練が強烈な食欲です。食欲の欲求は強烈です。この欲求と戦うことにより「ドカ食い」を誘発し、少量のエネルギー源が体内に取り込まれると通常より多く脂肪を蓄えるようになるのです。脳が飢餓状態と判断したら、ダイエットとは逆の状態が起きます。リバウンド、ドカ食い、脂肪が増えるなどダイエットの成果とは程遠い結果だけが待ち受けています。

摂食障害の誘発

ダイエットのために食事を我慢すると、身体だけでなく精神も異常を期します。以前戦争に反対してハンガーストライキをする人たちが居ました。それは明確に何かに反対しての行為なのですが、ダイエットは全く違います。そのうち食べることに対してハンガーストライキを起こしているので、精神は明確に判断力を失い、食べることに嫌悪感、恐怖心など不可思議な感覚を持ってきます。ねじれた精神で、食べないことにより脳に栄養が行かないことも加えて摂食障害となることもあるそうです。ダイエットがストレスとなり健康に危害を加えるなんて決してあってはいけないことです。

短期間ダイエットは美容に対して決してよくないこと

ある日を境にして急に身体に栄養が行き渡らなくなる事で体内は緊急事態になります。生きることが最優先でプログラムされている我々の脳は生きること以外を二の次に考えます。それは美容に関しても二の次のその又次となるのです。結局肌、髪の毛など美容に関するところには何の栄養が回ってこなくなります。短期間のダイエットは美容にも非常に悪いこととなるのです。

そもそも健康に悪い短期間ダイエット

無理とわかっていてもどうしてもやらなければいけないダイエットなら仕方もありませんが、キレイに痩せたいというのが本音だと思います。ストレスを溜めずに健康的にしかも美しく痩せるためには1ヶ月に500g~1kg位でとどめて、半年や1年といった長いスパンで計画を立てることをオススメします。

今回の記事はいかがでしたか?次回は間違った風に使われる「自分にご褒美です。」ご期待ください。

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